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葛根湯など、マオウが含まれている漢方薬は、授乳中の方は避けたほうがよいのでしょうか?

葛根湯は授乳中NGではないですが、メーカーによって見解が分かれています。

質問

授乳中の漢方薬の使用についてネットで検索していたところ、ある情報ページに「授乳中の服用を避けたほうがよい生薬」として、マオウ(麻黄)が挙げられていました。そのサイトでは、マオウにはエフェドリンが含まれており、交感神経亢進作用により覚醒状態が強く出て、乳児に影響を及ぼす可能性があると記載がありました。

しかし、マオウが含まれている漢方薬の添付文書には、授乳中の方についての記載はありません。また、カコナールのQ&Aにも「授乳中も服用していただけます」との記載があるので、葛根湯は授乳中でも服用可能だと思っていました。

結局のところ、マオウが含まれている漢方薬は、授乳中は避けたほうがよいのでしょうか? 「乳児の睡眠状態をモニターすれば、安全に使用できる」と記載されている情報ページもあり、マオウが含まれている漢方薬の授乳中の服用可否の判断について迷っています。

回答

【鈴木】

葛根湯は、授乳中にNGではないですが、OKというメーカーさんと相談してと慎重なメーカーさんがあります。私としては、数回服用する程度では問題は起こりにくいと考えておりますし、総合感冒薬よりはリスクも低いと考えております。

なお、販売する場合は、メーカーサイトで授乳中OKと見解を示してくれている「カコナール」や「カコナール葛根湯顆粒<満量処方>」などを販売するようにしています。

参考:第一三共ヘルスケア カコナールに関するQ&A

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/support/faq/faq_cakonal_nai_q00009.html

鈴木伸悟

薬剤師。書籍の執筆や全国各地での講演を通してOTC医薬品の正しい知識を発信中。