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「フェルビナク」や「インドメタシン」配合の薬では、副作用の項目に「光線過敏症」がないのはなぜでしょうか?

これらの成分は、医療用医薬品の添付文書にも光線過敏症の注意がありません。ただし両成分ともに、まれに光線過敏症のリスクがあります。

質問

光線過敏症の副作用について質問です。 「ボルタレンEXテープ(成分:ジクロフェナクナトリウム)」などは、添付文書の「相談すること」の副作用の項目に記載がありますが、「フェイタス5.0(成分:フェルビナク等)」や「バンテリンコーワパップ S(成分:インドメタシン)」などの添付文書には記載がありません。

これはなぜですか?

回答

【鈴木】

フェルビナクやインドメタシンは、医療用医薬品の添付文書にも光線過敏症の注意がありません。ただし、まれですが両成分ともに光線過敏症のリスクがありますので、注意は必要です。

【村松】

補足になりますが、各製剤の光線過敏症のリスクについて、以下のような資料がございます。

引用元『厚生労働省医薬食品局 医薬品・医療機器等安全性情報 No.276 平成23年(2011年)1月』 https://www.mhlw.go.jp/www1/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/276.pdf

こちらの5ページに記載がありますが、健康保険組合のレセプトデータを使った調査において、ケトプロフェンまたは類薬の処方から2ヵ月以内に光線過敏症と診断された割合は以下の通りでした。

ケトプロフェン外用剤:0.05%(35例/65,897例) フルルビプロフェン外用剤:0.03%(10例/32,893例) インドメタシン外用剤:0.05%(11例/20,338例) フェルビナク外用剤:0.02%(11例/50,975例)

このように、ケトプロフェンとの間で副作用の出現率に大きな差は認められませんでした。そのため、類薬についても注意が必要です。

鈴木伸悟

薬剤師。書籍の執筆や全国各地での講演を通してOTC医薬品の正しい知識を発信中。

村松早織

薬剤師。登録販売者の資格取得や法定研修などを行う会社を運営中。