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「胃腸薬」は、胃だけでなく「腸」にも作用するのでしょうか?

胃腸薬というのは、カテゴリーの名称であって、腸にはたらく成分が配合されているとは限りません。

質問

「胃腸薬」って、名前の通り「腸にも効く薬」ですよね? だとすると、腸に効く成分は「消化酵素」ですか?

「胃腸薬」と名のつく薬には「胃粘膜保護」や「制酸薬」といった胃にフォーカスされた成分は配合されているのですが、 「腸に効く」と習った成分は配合されていないと思いました。

なので、吸収するのが小腸と考えると、消化酵素が腸に効いているのかな、と考えました。 (第一三共胃腸薬プラスは乳酸菌入りなので理解しやすいです)

回答

【鈴木】

胃腸薬というのは、カテゴリーの名称であって、腸にはたらく成分が配合されているとは限りません。おっしゃるように「第一三共胃腸薬プラス」であれば、整腸成分が入っていて効能効果に「整腸」があります。「第一三共胃腸薬s(プラスではない)」ですと、整腸成分が含まれていないため「整腸」に効能効果がありません。

胃腸薬の接客において、症状が主に胃なのか、それとも腸なのかを確認することは大切です。 腸であれば、整腸薬や下痢止め、便秘薬なども候補に上がります。

鈴木伸悟

薬剤師。書籍の執筆や全国各地での講演を通してOTC医薬品の正しい知識を発信中。