背中ニキビに対しては、どのように対応すればよいでしょうか?
背中ニキビの原因は様々です。「症状に合った薬」を使って改善しなければ、受診するようお伝えしてください。
最近背中ニキビのご相談が立て続けにありました。 相談を受けた際には、患部を清潔にすることを伝え、「セナキュア(成分:サリチル酸、エタノール、アラントイン)」をおすすめしています。
「約2週間前から特に赤みが強い」というお客様から相談を受けた際、「あまりに赤みがひどい場合は1度受診してはどうですか」と受診勧奨したのですが、「確かに症状はひどいけど、背中ニキビくらいで病院に行くの?市販薬ではダメなの?」と接客に不満な様子でした。
こんなとき、何かおすすめのお薬やよい声掛けの方法がありましたら、教えてください。
【村松】
背中の肌トラブルの原因は多岐に渡ります。主に毛嚢炎が原因ですが、一般的なニキビの場合もあります。 毛嚢炎の場合においても、原因となる微生物の種類は様々で、黄色ブドウ球菌などの細菌や、マラセチア菌という真菌で引き起こされることもあります。原因が細菌なのか真菌なのかによって、治療薬も異なります。
実際のところ、皮膚トラブルの原因の鑑別は皮膚科医にしかできません。そこで、「原因が多岐に渡るため、受診した方が確実である」ことをお客様に説明すれば、受診の必要性に関してはご納得いただけるのではないでしょうか?
ドラッグストアでの現実的な対応としては、質問者さんが提案した商品を含め「症状に合った薬」を1週間ほど塗って様子を見ていただくのがよろしいかと思います(塗る期間については添付文書の「相談すること」を参照)。 その上で治療効果がなければ、上記の通り受診の必要性について説明の上、受診勧奨してください。
なお、赤みや痛みがひどい、患部が広範囲であるなど、症状が重い場合には、最初から受診勧奨の対応がよいと考えます。
